スマートテニスセンサーの口コミや評判をレビューしました。
スマートテニスセンサーとは?
スマートテニスセンサーはSony社が開発した、ラケットに取り付けるだけでショットのデータを簡単に取得してプレーの解析を行える非常に便利なアイテムです。
ラケットのグリップ部分につけてサーブやストロークを打つだけで、ボールの当たった場所やスイングスピード、スピンの量などを自動で測定してくれます。
スマートテニスセンサーの特徴
スマートテニスセンサーはショットごとのデータ取得が可能で、なかなか把握しづらい自身のレベルをしっかりと数字で把握することができます。また、映像とデータの連動や世界のプレーヤーのショット別平均データの掲載など、便利な機能がたくさんついています。スマートテニスセンサーの特徴を詳しく見ていきましょう。
ショットの特性がデータでわかる
スマートテニスセンサーをつけてショットを行えば、ショットを行うごとにスマートテニスセンサー内に1球ごとにデータが蓄積されていきます。最大で約12,000球と大量のデータを溜めることができ、溜まったデータはスマートフォンで確認が可能です。データの種類は非常に多様でフォアやバック、ボレーなどスイングの割合がわかるほか、スイングの速度、ボールの速度、スイートスポットでのヒットの有無などが確認できます。また、スマートウォッチとの連動も可能で、プレー時に瞬時に打球の速度などを確認することも可能です。
映像とデータの連動が可能
データは映像と連動させることが可能です。映像とデータを連動させることでどのようなフォームの時に「スピードのあるボールを打てているのか」「スイートスポットで捉えられているのか」など、自分のフォームの特性をしっかりと確認することができます。また、映像は何度も見返すことができるので、イメージトレーニングやフォームの改善に役立てることもできます。
世界のテニスプレーヤーと自分のレベルを比較できる
自分自身のレベルを把握するにはデータを通じて自身のレベルを知ることも大事ですが、人と比較して客観的に立ち位置を把握することも大事です。スマートテニスセンサーでは世界のプレーヤーの平均データを見ることができるので、自分のデータと見比べてレベルを把握することが可能です。ストロークやボレー、スマッシュ、サーブなどショットごとにデータが掲載されており、データと見比べながら一つ一つのショットの精度を高めていくことができます。
スマートテニスセンサーの活用方法
スマートテニスセンサーにはデータを取得するだけでなく、プレー上達に役立つ便利な機能がたくさん搭載されています。2画面比較機能や、日記など機能を上手く使いこなして、日々の練習に役立てていきましょう。
練習と試合のデータを比較
練習ではうまくショットが決まっていても、いざ本番の試合になると思うように実力が発揮できないことがあります。練習と試合の両方でデータを取り比較を行えば、本番の試合で何ができていないのか一目瞭然となります。取り組むべき課題が明確になるので、苦手分野を集中的に練習することができ効率よくレベルアップを計れます。
いつでも練習内容が振り返れる日記機能
スマートテニスセンサーでは、毎日の練習内容を日記に残すことができます。コートのタイプや、天気、自分自身の調子を、用意された選択肢から選ぶだけで簡単に記録できます。また、自由に記入できるコメント欄もついており、練習内容やプレーで気づいたこと、コーチからのアドバイスなど、自分が必要だと思う情報を忘れないように日記に残しておくことができます。
2画面再生でショットを比較
2画面比較機能を使えば、2つの動画を同時に再生することができます。自分自身のフォームを比較して調子の良い時と悪い時の違いを比較したり、コーチと自分自身のフォームを比較して改善点を探したりと多様な使い方が可能です。ショットを比較することで自分のフォームの良い点と悪い点が明確にわかり、理想的なフォームをつくりやすくなります。
スマートテニスセンサーのセットアップ方法
スマートテニスセンサーを利用するには、スマートテニスセンサーをテニスラケットに取り付けアプリと連携する必要があります。次の手順に従って、まずはセットアップを行いましょう。
1、充電を行う
スマートテニスセンサーは充電がないと使用できないため、まずは充電を行いましょう。充電は付属のクレードルを使って行え、赤ランプが消えたら充電は完了です。充電時間は120分程度となっています。
2、グリップエンドにスマートテニスセンサーを装着
テニスラケットのエンドキャップを取り外してアタッチメントを装着し、アタッチメントにスマートテニスセンサーを装着します。スマートテニスセンサーは回しながら装着し、カチッという音がしたら取り付けは完了です。
3、スマートテニスセンサーのアプリをダウンロード
スマートテニスセンサーはアプリと連携して使用するため、アプリをダウンロードします。アプリはAndroidにもiOSにも対応しています。
4、ペアリングを行う
アプリのダウンロードが完了したら、Bluetoothでアプリとスマートテニスセンサーの連携を行います。ペアリングが行われると、スマートテニスセンサーのランプが数回点灯します。
5、アプリの設定を行う
指示に従ってアプリの設定を行えば、セットアップは完了です。
プレー時の使い方
スマートテニスセンサーを利用すれば、プレーデータを記録することが可能です。さらに、記録したプレーデータは瞬時に確認することができるため、データに基づいた効果的な練習を行うことができます。
プレーデータの記録方法
スマートテニスセンサーをラケットに取り付けてプレーを行えば、ショットを打つごとにショットの特性をデータとして記録することができます。便利な機能なので使い方を覚え、プレーに役立ててください。プレーデータの記録方法は次のとおりです。
1、スマートテニスセンサーの電源を入れる
まずは、スマートテニスセンサーの電源を入れます。電源を入れるには電源ボタンを、1秒ほど長押しすればOKです。電源が入っていれば、ラケットの面を手で叩くとスマートテニスセンサー赤色のランプが点滅を繰り返すと。
2、プレーを行いデータを記録
スマートテニスセンサーの電源が入った状態でプレーを行うと、データがスマートテニスセンサーに記録されます。
3、Bluetoothでアプリにデータを転送
記録したデータを確認するには、アプリとの連携が必須となります。Bluetoothでスマートフォンとスマートテニスセンサーを接続し、Android端末の場合「データ取り込み」iOS端末の場合は「ショットデータの取得」を選択しデータの取得を行います。
ライブモードの活用
スマートテニスセンサーで記録したデータはプレー終了後にまとめて転送して確認することもできますが、ライブモードを活用してリアルタイムでデータを確認することもできます。ライブモードの活用方法を確認していきましょう。
1、Bluetoothで接続
データの表示はスマートフォンで行うため、まずはスマートテニスセンサーとスマートフォンをBluetoothで接続します。
2、ライブモードを選択
アプリを起動し、ライブモードを選択します。
3、プレーを開始
準備が整ったら、プレーを開始します。ボールを打つごとにリアルタイムでショットのデータが、スマートフォンの画面に表示されます。
4、ショットデータの確認
画面上で「ショットデータ」を選択すると、ショットのデータが確認できます。ボールを捉えた位置やスイング速度、ボールの速度などが、リアルタイムで確認でき非常に便利です。
スマートテニスセンサーの対応メーカー
テニスセンサーはどのメーカーのラケットにも対応しているわけではありません。テニスセンサーによって対応しているラケットのメーカーは異なるので、購入前に自分の使用しているラケットに対応しているのか必ず確認しておきましょう。スマートテニスセンサーは次の5つのメーカーに対応しています。
- ヨネックス
- ウィルソン
- プリンス
- ヘッド
- スリクソン
テニスラケットの主要メーカーである、ヨネックスやウィルソン、プリンス、ヘッドなどに対応しており、対応しているラケットが多く利用しやすくなっています。
スマートテニスセンサーの口コミ
商品の購入を決める際に重要な材料となるのが、実際に商品を使用した人のリアルな声が聞ける口コミです。スマートテニスセンサーに関する口コミをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
良い口コミ
良い口コミとしては、次のような声が見られました。
- 対応ラケットが多い
- ラケットへの装着が簡単
- データが細かくて便利
- 機能性が高い
スマートテニスセンサーの良い口コミとしては、「使いやすさ」と「機能性の高さ」を評価する声が多く上がっていました。ヨネックスやウィルソン、プリンス、ヘッド、スリクソンといった多くの人が持っている主要メーカーのテニスラケットでの使用に対応しており、ラケットを買い直さずにスマートテニスセンサーを使用しやすくなっています。また、グリップエンドに取り付けるだけで使用できる手軽さを、魅力に感じる声も多く上がっていました。「機能性の充実性には驚かされる」との声も上がっているように、データの種類の豊富さ、データを記録できる日記機能、ライブモードなど機能性を評価する声は非常に多く見られました。
悪い口コミ
紹介したようにスマートテニスセンサーは良い口コミが多いですが、中には評価しない声も見られました。購入後に後悔することがないように、悪い口コミについても確認しておきましょう。
- ショットを打つときにスマートテニスセンサーが邪魔になる
- 耐久性が低い
- バッテリーの持ちが悪い
スマートテニスセンサーは、グリップエンドに取り付けて使用します。そのため、グリップを長く持つ人にとっては、ショットを打つ時やサーブを打つ時にスマートテニスセンサーが手にあたってしまい違和感を感じる人もいるようです。
また、使用頻度や力の入れ方によって左右されるものの「数ヶ月でプラスチックが破損し、スマートテニスセンサーがラケットから外れやすくなってしまった」という声も見られ、耐久性の面では不安な声も見られました。
電化製品にバッテリーの消耗はつきものですが「フル充電でも1時間ほどでバッテリーが切れるようになった」という声もあり、バッテリーの持ちに対しても悪い評価がいくつか見られました。
まとめ
スマートテニスセンサーを利用すれば、体感だけでは正確にわからない自分自身のプレーの特性がデータとしてわかるので非常に便利です。ボールを捉えている位置やスウィングスピード、ボールの速度など、細かくデータに表れるので自分の実力を知り練習に役立てることができます。データをリアルタイムで表示できるライブモードや毎日のデータを記録できる日記機能など、便利な機能もたくさん搭載されています。機能性の高さは、口コミを見ても評価する声が非常に多く見られました。スマートテニスセンサーの装着はラケットのグリップエンドに取り付けるだけと、簡単で誰でも利用しやすくなっています。耐久性にはやや不安な口コミが見られたものの、どんな製品でも使用頻度が増すことで耐久性が衰えてくるのはしかたのないことでもあります。充実の機能性でテニスライフをサポートしてくれるスマートテニスセンサー、一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
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