ダンロップが所有するブランドとして知られるスリクソンは多数のテニス用品を販売しています。その中から今回は「テニスバッグ」にターゲットを絞り、おすすめ商品を紹介していくので、ラケットを入れるためのバッグを探していた方はぜひ検討してみてください。
実はテニスバッグはそれぞれの用途に合わせてタイプが異なり、ラケットの収納本数も変わってきます。おすすめ商品紹介に加えて、バッグの種類や選び方も記載しますので、テニス初心者の方にも役立つ内容となっています。
スリクソンってどんなメーカー?
スリクソンとは住友ゴム工業の子会社、ダンロップが所有する日本のスポーツブランドです。1996年以降ゴルフボールのブランドとして発展を遂げてきましたが、テニス用品全般は住友ゴム工業が保有していたため、テニスブランドとしても名を馳せています。
スリクソンのテニスバッグはダンロップ製品のゴム加工技術を継承した商品が数多く、品質はもとより、デザインが非常に優れています。国内のメーカーということで安心感もあるので、多くのプレーヤーから人気があります。
スリクソンはシンプルなデザインでありながらもロゴはインパクトがあるので、どちらかと言えば男性向きのブランドです。品揃えは豊富で、ラケットバッグからトート型、ポーチやスポーツバッグタイプまで、周辺商品を持ち運ぶためのアイテムも取り揃えています。
テニスバッグの特徴と種類
ここではよく使われるテニスバッグの種類とその特徴を紹介します。
- ソフトケース
- バックパックタイプ
- ワンショルダータイプ
- トートバッグタイプ
- 楕円形バッグ
- ツアー・トーナメントバッグ
ソフトケース
ソフトケースとは上記の写真のようなラケットを入れておくだけのケースで、通常は1本、もしくは2本入りとなります。砂やほこりなどからラケットを守り、キズが付くことを防ぐ役割があります。
四角形状をしており、軽量で斜めに背負えるので、非常に便利です。また、ラケットを背負うことなく、バッグの中で畳んでおくことも可能です。
ほとんどの商品はナイロンまたはポリエステルで作られており、最近ではラケットの衝撃を吸収してくれるタイプのものもあります。どちらかと言えば趣味でテニスを楽しむ人向きですが、部活でテニスをする方でもラケットだけを持ち出したい時に使えます。
バックパックタイプ
実はテニスバッグにはバックパック型も存在します。バックパックタイプは一般的にラケットだけではなく、シューズや着替えなども収納でき、移動距離が長くても快適に使えます。ただし、ラケットは1本、多くても2本までしか入らないので、本格的にテニスに打ち込む場合はバックパックでも物足りないかもしれません。
それでもバックパックは両手が空いて小回りも聞くので、気軽にお出かけする時にや下ります。週末だけプレーする時やテニスクラブ通い、近所での壁打ちなど様々なシチュエーションで重宝され、普通のバッグにも見えるため目立ちにくいです。
ラケットが雨に濡れないよう細長くしたもの、またはグリップが出るものに分かれることがほとんどです。グリップが出るタイプもカバー付きの商品があるので、用途に合わせて選んでみましょう。
ワンショルダータイプ
ワンショルダータイプのバッグはその名の通り、斜め掛けができるバッグのことです。大きさで言えばソフトケースとバックパックの中間のようなものですが、収納力はそれほどありません。ラケットを1~2本収納できる商品が多く、小物が入るポケットが付いたものもあります。
ソフトケースと同じく手軽にテニスを楽しみたい方に適しており、バックパックよりも機能性を抑えた分、価格は安めです。ちょっと近所でテニスをしたい、壁とボレーボレーしたい時に使え、非常に軽いのも魅力です。
ラケット収納のために作られたバッグなので、細長いですが、普段用として使っても問題ないでしょう。テニス以外の時には財布やスマホなどの貴重品を管理するバッグとして役立ちます。
トートバッグタイプ
トートバッグタイプは一般的なトートバッグと同様に手持ち型になっています。
ラケットはもちろんのこと、タオルやポーチ、ドリンクなどを入れたい時にもぴったりです。また、シューズや着替えも入りやすいので、万能型バッグの1つです。どちらかと言えば男性よりも女性が使っている印象があります。
ラケットの収納本数はソフトケースやワンショルダータイプと同じく1~2本が限界です。手軽ですが、グリップ部分までは隠せないので、保護力は若干劣ります。ラケットが劣化する危険性があるので、悪天候の日の日はなるべく使わない方が良いかもしれません。
それでもトートタイプはデザインが豊富で選ぶのも楽しくなります。先述の通り女性におすすめのバッグで、テニス後のティータイムにもなじみやすいです。
楕円形バッグ
楕円形バッグは通常ラケットバッグと呼ばれ、テニスプレーヤ―の間では「ラケバ」で親しまれています。ラケットを複数本収納できるのが特長で、グリップまでしっかりと収納できるため、保護機能はばっちりです。内部には小さなポケットもある場合が多く、小物を持っていきたい時も便利です。
ラケットを入れておける本数は少ないと3本、多いと15本くらいで、オーソドックスなのは6本タイプです。プレーをする頻度が多い方は6本以上のもの、頻度が少なければ3本入りでも十分でしょう。
ただし、楕円形はコンパクトサイズのものが少なく、自転車での移動は困難です。後々本格的にテニスを続けていく方にお勧めのバッグです。車や電車の移動に向いています。
ツアー・トーナメントバッグ
ツアー・トーナメントバッグはツアーで世界を回るプロ用のバッグとして販売されています。一見「楕円形バッグと似たようなものではないか」と思ってしまいそうですが、最も多くのアイテムを入れられるのはツアー・トーナメントバッグです。
ラケットを数本収納できる上に、ボールやシューズ、着替えや水筒もしっかりと入れられるもので、本などを入れても問題はありません。合宿や大会に参加する方、テニス旅行をする方に役立ち、これ一つあれば短期のお泊りはできます。
ただし、やはり大きなサイズなので手軽さはありません。初心者の方やテニス合宿・旅行をする予定がない方は、ツアー・トーナメントバッグを使うメリットはないでしょう。
テニスバッグの選び方
テニスバッグの種類を覚えたところで、いざ選ぶ時にはどのような点に気を付ければよいのでしょうか?以下はスリクソンのバッグに限ったことではありません。
- ラケットが何本入るかをチェック
- ポケットの数で決める
- 持ち方で決める
- デザインで決める
- 防水性の有無で決める
ラケットが何本入るかをチェック
まず一つ目に考慮するのは、ラケットが入る本数です。これは人それぞれ場面ごとで異なるので、正解は一つではありません。
例えば初心者の方や試しにテニスをやってみる程度であれば、何本もラケットを買うことはないと思います。その場合は1本~2本収納できるソフトケースやショルダー型、トート型などを選べば事足りるでしょう。
逆に長いスパンでテニスを続ける場合は自然とラケットを複数本買うようになるので、収納本数も増えるはずです。ラケット以外の用品も同時に入れることを考えると最低でもラケットバッグは必要になります。テニス合宿や旅行にも行くようであればツアー・トーナメントバッグも検討しなければなりません。
ポケットの数で決める
続いてチェックするのはポケットの数です。基本どんな場面でもテニス用品以外に貴重品を持つことが多くなると考えられます。特に普段から荷物が多い方はポケットが多めのものを選ぶようにしましょう。
傾向としてはソフトケースのように薄くて軽いバッグはポケットが少なく、ラケットバッグやツアー・トーナメントタイプには複数のポケットがあります。もちろんポケットが充実していると荷物の出し入れが簡単で、整理もしやすいです。
ただし、ポケットが多くなればなるほどバッグはそれに応じて大きくなります。自分がどういう場面で使うのかをよく考えながらポケットの数と大きさを見て購入しましょう。
持ち方で決める
持ち方はバッグの種類によって異なりますが、ベルトやひもが付いているものは肩から掛けられて簡単に持ち運べます。
また、バックパックタイプや楕円式バッグでも肩ベルト付きのものであれば両手を空けて運搬できます。
例えばあまり肩に負担を掛けたくない場合は背負えるバッグがいいですし、逆に背負うのが嫌いだという場合は肩で掛けるタイプが適しています。ただし、この点もプレーの頻度やTPOでも変わってくることは踏まえておきましょう。
デザインで決める
出典:https://www.thetennisdaily.jp
ラケットバッグはタイプが違うだけではなく、各メーカーごとにデザインが豊富にあります。おしゃれでカラフルなものからシックで落ち着いた色使いのものまで取り揃えていることがほとんどですが、好みに合わせて選べば大丈夫です。
あまり人と被りたくない方は、同じ場所で練習している周りの人がどういうバッグを使っているかよく観察してみましょう。トレンドや人気の色を把握してから購入すれば被ることはそうそうないはずです。
もう一つの方法はウェアやシューズのメーカーと合わせてみることです。特に女性の方はウェアと合わせたカラーにするとおしゃれになりやすいです。
バッグも個性を表すツールなので、気に入った商品を選んでおきたいところですね。
防水性の有無で決める
出典:http://kapiolani-hi.blogspot.com
テニスは屋外でプレーすることも非常に多いため、バッグが雨にさらされてしまうこともあります。雨でラケットが濡れると劣化するおそれがあるので、できるだけ防水性はあった方がいいかもしれません。
すべてのバッグに防水性が備えられているわけではありませんので、商品の説明を見た時に「防水性あり」といった表示があるかどうかを確認してみましょう。デザインが好みで、目的に合っていれば購入してみても良いでしょう。
ただし防水性のバッグは需要もあるので、少々値段が高くなってしまうことも考えられます。
おすすめのスリクソンテニスバッグ7選
SRIXON テニス ラケットケース SAC102
こちらは非常にシンプルなナイロン製のソフトケースで、素材が柔らかく使いやすさが魅力です。肩で斜め掛けできますが、派手さは全くないので、肩にかけていても目立つことはありません。
通常ソフトケースはラケットが1~2本程度しか入りませんが、こちらは工夫すれば5~6本くらい入ります。品質も便利さも申し分なしのおすすめソフトケースです。
参考価格 | 1,100円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ナイロン |
ラケット収納本数 | 最大で5~6本 |
カラー | 黒基調 |
SRIXON テニス ラケットケース 2本収納可
こちらはラケットを2本収納できるワンショルダー型のバッグで、左右の肩どちらでも付け替えができるシングルショルダーストラップ付です。バッグの右サイドにはメッシュポケットが付いており、飲み物も簡単に収納できます。
中央の収納部を開いてみると大きく開いて使いやすく、ラケットだけではなく、タオルやシューズも一緒に入れられます。スマホや鍵などの貴重品を入れる時には外側のファスナー付きアクセサリーポケットを使うと良いでしょう。
参考価格 | 4,070円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ナイロン・ポリエステル |
ラケット収納本数 | 2本 |
カラー | ネイビー・ブラック |
スリクソン ラケットバッグ 8本収納可
こちらのスリクソンのラケットバッグは8本収納できる大容量サイズで、シューズや小物も一緒に保護できます。スリクソンの大きなロゴが付いたインパクトのある商品で、収納ポケットが内部に多数あります。
また、背負い心地の良さにもこだわっており、身体にバッグがしっかりとフィットするよう、背中との隙間をなくしています。背負った時に背中・肩・胸に荷重が分散され、負担をしっかりと軽減できます。
参考価格 | 9,981円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ナイロン・ポリウレタン・ポリエステル |
ラケット収納本数 | 8本 |
カラー | ホワイト×ブルー, ホワイト×レッド |
SRIXON テニスバッグパック(ラケット1本収納可)
こちらはネイビー・ブルー・ブラックから選べるバックパックで、ラケット自体は1本しか収納できませんが、機能性は充実しています。リュック機能も持ち手機能も付いており、背負ったまま長さ調整が可能です。サイドメッシュポケットは2個付いているので、ドリンクは2つ収納できます。
使用シーンは学校での部活やテニスクラブなど幅広く、背負えるので移動距離が多少長くても心配はありません。ナイロン・ポリエステル共に使用されており、耐久性アップも図っています。
参考価格 | 5,146円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ナイロン・ポリエステル |
ラケット収納本数 | 1本 |
カラー | ブラック・ブルー・ネイビー |
スリクソン SRIXON テニスバッグ トートバッグ
シックなネイビーとピンクがアクセントとなったこちらのバッグはラケットを1本だけ収納できます。非常に可愛いデザインでおしゃれ感があり、手軽に持ち運ぶにも便利です。外側にはチャック付きポケットがあり、小物を入れたい時に使えます。
ナイロン・ポリエステル製で機能性が豊富なのにも関わらず、非常にリーズナブルです。週末にテニスを楽しみたい方、少々長い時間でテニスをする時にはおすすめの商品です。
参考価格 | 2,281円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ナイロン・ポリエステル |
ラケット収納本数 | 1本 |
カラー | ネイビー |
スリクソンバックパック ラケット2本収納可
こちらはバッグパックという名前ですが、形状はどちらかというとリュックに近いです。グリップカバー付きラケット専用収納スペースには2本収納でき、比較的容量は大きめです。底面にはシューズを入れておけるポケットも付いています。
大き目のバッグで品質も良いため、若干値段は高めですが、機能性を考慮すればコスパは良い方です。背負ったままサイズの調整も可能なので、身体の大きさにも合わせやすく、使いやすい商品の一つです。
参考価格 | 8,446円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ポリエステル |
ラケット収納本数 | 2本 |
カラー | ホワイト・ブラック |
スリクソン(SRIXON)テニス ラケットバッグ 3WAYボストンバッグ ラケット1本収納可
こちらはラケットや本、小物など何でも収納できるボストンバッグです。中央の開口部は大きく開く上に、内部にはインナーポケットも付いており、貴重品の管理もしやすいです。「背負う・手に持つ」の2WAYで使えるので、利便性もあります。
ただし、容量は全体的に大きい割にラケットは1本しか収納できません。また、ラケットを入れた時にグリップ部分は出てしまうので、悪天候時には保護力を発揮しにくいデメリットもあります。
参考価格 | 6,410円 |
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原産国 | 中国 |
素材 | ポリエステル |
ラケット収納本数 | 1本 |
カラー | グレー |
まとめ
いかがでしたか?
様々な種類のバッグがあり、機能性や容量も違うので、なかなか一つに絞りにくいのは事実です。それでも週にプレーする回数やTPOなどを考えながら選ぶと、いずれは自分にフィットした商品が見つかるはずです。
また、今回はテニスバッグの選び方のポイントも紹介しました。デザインや価格はもちろんですが、ラケット収納本数や負担にならない持ち運び方も踏まえ、近くに店舗があれば実際にラインナップを見てみましょう!
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